あなたが何もしなくても、ある日世界は変わっているかもしれない。

masami

6年 ago

ヒーリングやセラピー、占いをやっていると…
いえいえ、そういう事をやっていなくても。

『これをしたから、こうなったんだ。』
って、起こることにすべて理由付けをしたがっている自分がいませんか？

４月半ばから、シータヒーリングの「病気と障害」というセミナーを受講しています。
さまざまな病気を直感的に見て、
その病気の原因を作り出している感情
(怒りや恨み、憤りや悲しみ、諦めなどなど)を
見つけるヒーリング方法を学んでいる最中です。

セミナー中は、クライアント役として
自分自身の体についても癒していく機会がありますし。

また病気そのものに対するネガティブ感情をヒーラー側が持っていると、
ヒーリングが進まないことがあるので、自分の家族が罹った病気や、
これまでの人生で見聞きした病気への偏見などについても自分をクリアにしていきます。

私自身、これまでに何回もヒーリングを受けてきているし、
自分でも何度もヒーリングをしてきているのですが。
逆にそういった、経験があるゆえの落とし穴がありまして。

それが、冒頭に書いた
『これをしたから、こうなったんだ。』
と原因と結果を結び付けたい！把握したい！
という気持ちです。

例えば、ある病気に罹った際に、
自分の生活習慣を見つめ直して
これをしたせいで私は病気になったんだ！
と原因を見つけるために必死になってネットで情報を漁る。

そして、見つけた生活習慣の改善や薬、治療法をやってみて
これのせいで、治ったんだ！(または治らなかったんだ！)
と結果を知りたくて、さまざまな方法を結果がでるまで試す…

なーんてことに、私は一時期ハマっていました！

病気を例に書いてみましたが、
「新月のお願い」とか「占い」そして「ヒーリング」でも
原因と結果をすごく知りたがる気持ちってあったと思います。

このやり方であってる？
じゃあなんで変わらないんだろう？
なんで？どうして？何が違うの？私が悪いの？なんで？なんで？なんで？
って、ずーっと考えても出ない答えを、自分のせいにしてみたり。

答えを探すことに必死になって、
余計にストレスをためてしまったりして。
はじめは今よりもっと‘良くなりたい！’という純粋な動機ではじめたことが
原因と結果を追い求めていくと、どんどんしんどくなってしまうんですよね。

答えが見つからない自分を、どこか許せないような気持ちがありました。

病気と障害のセミナーでは、たくさんの病気の原因を事例として学びますが。
事例は必ずしも誰にでも当てはまるものではない、
という事を今、実践を通して学んでいます。

薬がある人には合うけれど、別の人には全く効かないなんてこともあるように。
私たちは一人一人がオリジナリティのある別々の人間だから。
１つのボタンを押したからって、必ずしも同じものが出てくるわけではないんですね。

『これをしたから、こうなったんだ。』
という原因と結果の追求をずーっとずーっと続けていくと、
自分が何かをしなければ、何も変えられない
…という思い込みにも発展します。

すべての結果が自分自身の行動や考えのもとにあるような
錯覚を起こしてしまうんですね。

その感じをイメージすると
果てしなく大きな川をいつ自分が溺れてしまうか？といった緊張感を持ちながら
自分一人の力でこぎ続けなければならないような…
そんなしんどいビジョンが浮かんできます。

もしかしたら、私たちが何もしなくても
ある日世界は変わっているなんて事もあるかもしれません。

自分では何かをした覚えはなくても。
自然が起こす変化や、私たちの周りの人からの応援や純粋な祈り、
時代という大きな流れなど、さまざまなものに取り囲まれて私たちは生きています。

私たちの人生に起こる事、自然の流れ。

周りにあるものをもっともっと信頼していくという事を学んでいるところです。

本日もお読みいただきありがとうございました。
明日もみなさまにとって、しあわせな一日でありますように。

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masami

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