想い伝えるSpi×Art【中川 昌美(なかがわまさみ)公式サイト】

「頑張ることを辞めてみた」コロナウィルスで見えてきた私の大切なもの

先日発熱してしまい、約3か月振りに再びのStayHomeとなってしまいました。

すぐに熱は下がり胃腸の症状はあったものの、薬を飲めば全然元気という状態だったので、急に長い休みになり、どうしよう…何しよう…と戸惑いました。

2020年春の緊急事態宣言中は、絵を描いたり料理をしたり、普段やらない掃除をしたり、なにかとする事があったけれど。

今思い返せばそれは、初めて体験する人類の危機に置かれた自分が、「何かしなければ」と追い込まれての行動だったのかなと感じています。

頭ではこのウィルスを人類は乗り越えるだろう、と思っていましたが、身体にしてみたら、生きるか・死ぬかの戦いです。

私たちのDNAに刻まれた伝染病の記憶が呼び起こされ、いつも以上に冷静さを欠いた行動をしてしまったという方もいたのではないでしょうか。

私もこの頃のセッションやセルフヒーリングでは、ペストや天然痘の時代の体験をヒーリングすることが多かったです。

そもそも…頑張るってなんだ???

緊急事態宣言中に、アトリエの中で引きこもり毎日毎日心ゆくまで絵を描いた日々は、私にとって素晴らしいものでした。

解除され日常に戻ったとしても、「自分に創作の時間を十分取らせたい」と強く思っていました。

ですが、実際は日々の仕事や家事や雑用が時間の大半を占め、あの頃のように創作の時間を作ることは難しく。
もっと張らなきゃ!!と思いながら、この3か月を過ごしてきました。

ただ「私、頑張る!」と思ったところで、時間が捻出できるわけでもなく。
無理なスケジューリングで描いた絵は「悪くないけど、良くもない」という感じ。

そこで私は気づきます。
そもそも…頑張るってなんだ???と。

私の中の’頑張る’のイメージは、歯を食いしばって自分の力では到底持ち上げられないような重い岩みたいなものを持ちあげる感じです。

無理なことを、無理と言わない。あきらめない。
根性見せろー!みたいな、ザ・昭和!スパルタ!ファイトいっぱーっつ!!なイメージです。

それは、先の戦争の時代を思い起こさせる感覚でもあり。
平成になっても「がんばろう日本」など、災害に負けるもんかという時にも’頑張る’という言葉が使われてきました。

でも、頑張ってみたところで必ずいい結果が出るというわけでもない’頑張る’とは一体何なのかと思いませんか?

‘頑張る’って本当はどういう意味なんだろう?

本当の頑張るってこうなんじゃない?と、私の中に弱く淡く芽生えはじめた感覚は…自分が楽しいと思うことに夢中になって、自分の力を出し尽くすこと。

才能や特技を生かして、時間を忘れて没頭できる、ものすごく幸せな行為こそが、私が採用したい’頑張る’です。

そこには根性とか、できそうにないことを無理にやる苦しさは全くなくて。楽しくて大好きだから、いつも以上の力が自然と出てしまう、令和バージョンの’頑張る’。

この情熱にも似た、新しい’頑張る’感覚を自分にダウンロードしました。

そのあと描いた絵は、とても自由で楽し気な天使たちの絵で、今まで描いた中でも特にお気に入りの1枚です。

むしろ今は、辞めることを頑張れ!!

いい出来の絵を描きながら気づいたのは、時間的ゆとりが絵にもはっきり出るという事。時間がたっぷりあると思うと、絵を描く手がのびのびと動くのでしょう。

私はヒーリングセッションで思い込みを探す、筋肉反射テストをすることがあります。
これは、肯定的な感覚の時には体に力が入り、否定的な感覚の時は体に力が入らないという、身体の特性を使った確認の方法です。

これと同じことが、私が絵を描くときに起きているのではないかと予想しています。

つまり、絵を描くときに「描くぞー」という前向きな気持ちになれていないと、身体がうまく使えなくて、結果いい絵にならないのでは?と言うこと。
私の頑張る気持ちと関係のないところで、絵の出来は変わっているのかもしれません。

私は体の専門家ではないので、あくまでも予想。
詳しいことは…教えて、偉い人ー!

こう考えていくと、むしろ今私が取り組むベきことは、やりたくないことを辞めることなんじゃないかと思います。

どうせうまくできないし…笑

緊急事態宣言中、絵を描く時間が自分の人生に一番大事なものだと気づいた私は今、自分の生き方を変える時期に来ているようです

私だけじゃなくて、きっとあなたも。
この2020年という年に、本当に大切にすべきもの・これからずっと持っていきたい何かに気づいたのではないでしょうか。

コロナウィルスがなければ、きっと、その大切な何かに気づくことさえ難しかったと思うのです。気づけただけで幸せかもしれない。

でも今、2020年下半期の私たちは、その気付きをどんな風に2021年そして、2022年に活かすの?
と問われているような気がしてなりません。

あなたは、この先の新しい時代。
何をして生きていきますか?
最後、アース〇ュージックアンドエコロジーみたいになったな…。

それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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masami

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