本当のわたしの見つけ方「今の私は、本当の私じゃない！」と言ってしまうのはなぜ？

こんばんは。
Ｓｐｉ×Ａｒｔの中川昌美です。

突然ですが、みなさんはご自分の事好きですか？
私は、ヒーリングに出会うまで自分のことが嫌いでした。

今も自分が大好きか？と聞かれると、
なかなか「大好きです！」とは言えないですが。

昔よりは、自分を好きになれているとハッキリ言える
ある理由があります。

今日はそんな私の過去の話を通じて、セルフイメージについて
書いてみようかなと思います。

「今の自分のことは好きじゃない（むしろ、自分が嫌い）」

「人前で本当の自分を出せない」

「人に自分を理解してもらえない」

今こう感じている方には、ヒントになるはずです。

ヒーリングを勉強し始めたころ、私はしょっちゅう
「それは本当の私じゃないんです！」
という言葉を口にしていました。

当時の私の最大の悩みだった
‵自分に自信がない’事とか、
‵自分が嫌い’というテーマでセッションしてもらうと必ず、
「褒められた」「誰かから好かれた」成功体験の話になるんですね。

で、そういう時に。
『褒められてたのは、本当の私じゃないんです！』
ってずーっと言い続けていたんです。

当時の私が、‵本当の私’と呼んでいたのは、
人から見られていない、心の中の自分でした。

というのも、そのころは「人からどう見られているか」
に意識が強く引っ張られていました。

誰から見られても、いい人。
どんな時も、穏やかな人。

そんな自分でいたいと思っていたので、
日々自分をそういった‘いいお嬢さん’というイメージに
近づけようと、細心の注意を払っていました。

お坊さんの書いた本を読んで、
どうやったら自分の‘感情’をなくせるのか？
をずっと考えているくらい、
自分の感受性の強さがイヤだったんです。

とはいえ…
人間ですから、日々のちょっとしたことで
内心イライラしたり、傷ついたり。
心の中ではちゃんと感情は動いていました。
（もともと、精神的にかなり敏感な方だと思います）

それでも表面上は一生懸命
‘いいお嬢さん’を演じていたので、
自分はいつも周囲の人に嘘をついている…
と、罪悪感を感じていたんです。

外に向けている自分は
嘘の自分だという意識が常にあり、

そのせいで、私を好いてくれる人にも
褒めてくれる人にも、
本当の私の事なんて何も知らないでしょ。
なんでみんな勝手に私の事を決めつけるの？

と、とてもひねくれた考えを持っていました。

本当の自分を人に見せないのに、
心の奥では「本当の私の方を見てよ！」
と言っていたんです。

「中川さんて、きちんとしてるよね」
と言われるたびに、私の心の中は
申し訳ないような、恥ずかしいような。
苦い気持ちでいっぱいでした。

実は私が嫌いだったのは、この
‘いいお嬢さん’を演じている私でした。

自分を押し殺している事への怒りが蓄積し、
沸騰したやかんの蓋がカタカタと押し上げられるように。
じわりじわりと、外に出たがっているのも感じていました。

当時私が、一番怖かったのは
職場での自分の評価でした。

心の中の黒さが、人に透けて見えていないか？
人から自分がどう見えているのか？
ここに細心の注意を払っていた私にとって
評価は最も恐ろしいものでした。

そんな風に、いつ本当の自分が出てきてしまうか
びくびくしながら自分を演じていました。

押さえつけるおど、感情が揺れる日が増えて、
ある時、ものすごく強い憤りが
自分の足もとから腹の底を通じて、
どろりと湧き上がってくるのがわかりました。

「この感情はたぶんめちゃくちゃデカい！
もう自分ではコントロールできないものが来る…！」

そう察した私は、自分の感情を処理する方法を探して
ヒーリングの世界に足を踏み入れることになります。

長くなるので、続きはまた明日お届けしますね！

本日もお読みいただきありがとうございました。
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masami

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