ヒーリングを始めたころに、よく言われた言葉で、
「誰かを好きになるまえに、自分を愛さなくてはならない。
それが、人生にソウルメイト(※)を呼び込む準備ができたという事だ。」
というものがあります。

※ソウルメイトとは、運命のパートナーのことです。

この言葉が実は、長い間私の中に引っかかっていました。
なかなか恋愛がうまくできない自分は、
いつまでたっても自己肯定感の準備不足なのかー！
って、モヤモヤしていたんですよね。

自分に似た人を好きになってしまう仕組み

女性が男性に憧れる時って
自分にはない特技を持っていて尊敬したり、
「こんな意外な一面もあるんだ！」とドキッとして意識することが多いですよね。
(私だけじゃないですよね…？)

ところが、付き合っていくうちに、自分ととても良く似たところが目につきだして、
あんなに自分にないものを持っていて尊敬したのに！
って思う事ってありませんか？笑

やっぱり類は友を呼ぶという言葉があるように、
人と人が出会うのって「引き寄せ」なのかな？
なんて思ったりしてしまうのですが…＾＾

好きになり始めた頃って、相手の中に自分と似たものがあるなんて全然分からないですよね。

なのに、ちゃっかり写し鏡のような人を選んでは
初期は上手に観たくないところから目をそらして、
キュンとして、人間の勘ってすごいなと思います。

『相手を通して、自分を隅々まで見たい』

このことについて、少し真面目に考えてみると。
『相手を通して、自分を隅々まで見たい』
という願望がそこにはあります。

自分とそっくりな相手だと初めから分かっていたら、
私たちはその人を好きになるでしょうか？

たぶん、ならないと思うんですよね。

だって、自分自身を四六時中見るなんて、超しんどいじゃないですか。

自分の欠点を、写し鏡のように見せてきては
「ほらほら、君にそっくりだよ！見てごらん」と突き出される不快感は
なかなかものものがありますよね。

だから、距離感があるははじめのうちは
似たところを感じさせないようになっていて（たぶん）

だんだん、もう離れられないなぁ…
というくらいまで好きになったら、
自分と似ているところをじわじわと見せつけてくる仕組みなのかなって
思っています・笑

そうやって、相手を通してみる自分は、
今まで見ないよう隠してきた自分だったりして。

すごーく嫌ですが、なんだかんだと付き合っているうちに、
「まぁしょうがないなぁ」と相手を許し、愛情が深まるほどに
いつの間にか自分までも隅々まで好きになっていってしまう。

こんな仕組みです。

私のすべてを愛する準備ができた時。

つまり、自分のすべてを見るための鏡がソウルメイト。

だから「出会う前に自分を愛することが必要」と言われるんですが、
これは完全に自分を愛してからじゃないとダメという事ではなくて。

出会ってからはもっともっと、
自分を愛することになってしまうので＾＾

「私のすべてを見る覚悟ができたよ！」
と心から思えた時、運命の人に出会えます。
という意味なんじゃないかと思うんです。

‵長く付き合った彼と別れてすぐ、直後に出会った新しい彼と結婚しました！’

なんて話を聴くたびに。

あぁこの人に「自分を愛する準備」をさせたのは、別れた彼だったんだろうな…と思うのです。

手痛い想いをしたことで、自分を愛する覚悟ができた。

別れた彼はちょっとかわいそうな気もしますが、彼の方でもまた、次に愛する人を見つけた時。
自分が元カノからもらった素晴らしいギフトを持っていたことに気づくでしょう。

私たちは、あらゆる手段を使って「私」という一人の人間を
愛することを望んでいます。

そのくらい、自分を心から愛するって大事なこと。あなたは、自分のすべてを愛せていますか？

本日もお読みいただきありがとうございました。
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masami

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