想い伝えるSpi×Art【中川 昌美(なかがわまさみ)公式サイト】

母の日に、母を愛せない人たちへ。

今日は1か月ぶりのキールタン(唄うヨガ)のレッスン。
母の日だったので、先生と「お母さん、ありがとう。」と唄って涙してきました。
毎回唄うと感動して泣いてしまう私です。

街を歩いていても、あちこちのお店で「mother’s Day」の商品や看板が目に留まり、お花屋さんはどこも大盛況でしたね。

母の日になると普段意識していない「お母さん大好き!」の気持ちが
自分にあったことを感じられる、という方もいるでしょう。

一方で、「お母さん大好き!」と言えない人たちの事も、今年の母の日はなぜだかとても気になって。

みんながみんな、親を愛せているかというと、そうではないですよね。

中には、『この親の元に産まれなければよかった。』『母を憎んでいます。』
そう思っている方も、世の中には沢山いらっしゃいます。

「母を憎んでいる・恨んでいる・憤っている」その奥にあるもの。

私がこれまでヒーリングさせていただいた方の中にも、
幼少期からの親とのすれ違いが、生きづらさや自信のなさにつながっている…
という方々が多くいらっしゃいました。

そういった場合、親を憎んでいる・恨んでいるという言葉の奥に
『本当は愛してほしかった。本当はお母さんを心の底から愛していた。』
と語りかけてくれる、幼い子供の姿が見えることもあります。

ヒーリングで親への怒りや恨み、憤りをクリアにすることをオススメするのは
その感情が本心ではなく、深い愛が別の形で表現されているだけだからです。

こういった方の場合、親を愛せない自分に罪悪感も抱いているので
ヒーリングすると自分への愛や自信が戻ってきます。

困難さを通じて母の愛を学ぶ、という生き方。

今年の母の日は、なぜだかもっと複雑な親子の愛に意識が向いていて。
そんな時、ふと目に留まって読んでしまった漫画。
『歌舞伎町の少女たち』

薬物依存症や性サービスをしている両親のもとに産まれ、
精神的・心理的な虐待を繰り返され、
自らも薬物依存や性依存に陥ってしまう少女たちの過酷な人生を描いた作品です。

作品に登場する少女たちは、幼いころから日常的に親の性的な場面を見せられたり、
暴力を受け続けることによって『これが愛情なんだ』と愛に対する認知が歪んでしまいます。

薬物を使用した性行為で父親の分からない子供を繰り返し出産する少女の話もありました。
こういった子たちも、幼いころはどんなに虐待を受けても『お母さん大好き』と言ったり、
自分が産んだ子供に対しても、『かわいい』と母性をにじませるシーンがあり、
読んでいてとても辛い気持ちになりました。

このBLOGを書いている今も、こういった女の子たちが
どこかで「お母さん大好き!」と言えない苦しさを抱えているのかもしれない…
そう思うと、この世界のすべての母と子の愛について、祈らずにいられない気持ちになりました。

親子の関係は、愛を学ぶための最高のものに違いありません。
ですが、その学び方が多くの人にとって、
痛みを伴わない方法になることを心から願っています。

この母の日に、心からお母さん大好きと言えない人も。
どうか自分の中に愛があることを忘れないでください。
お母さんを愛していても、愛せなくても。
あなた自身の中には、いつもどんな時でも、光があり愛が宿っています。

本日もお読みいただきありがとうございました。
明日もみなさまにとって、しあわせな一日でありますように。

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