想い伝えるSpi×Art【中川 昌美(なかがわまさみ)公式サイト】

どんな世界になっても、私たちは生きていく「この先の未来について」

ヒーリングをする時、私たちヒーラーがベースにしている考え方は、
『たとえ自分の意にそわない状況であったとしても、大きな視点で見れば、今起きている事には何かの意味(メリット)がある』というものです。

新型コロナウイルスの影響が、いよいよ私たちの働き方や日常だけでなく、世界経済にも及び始めました。

止められない大きな流れに突き動かされているような変化の最中。
今この状況にはどんな意味があり、私たちは未来で何を得ようとしているのでしょうか?

先日、ヒーリングを長年学んだぷあまなスクールで旧知のヒーラーたちと
「今、私たちに起きていること」についてシェアする機会がありました。

日常で感じている疑問や不安も話しつつ、
ヒーラー視点で今これはなんのために起きている?と各自感じている事を話し合う場は、
有識者会議ヒーラーバージョンみたいで、
私的にはめちゃくちゃ面白かったです。

直観的な人同士でしゃべると、テレビやネットでの話題以上の話ができるのでついついエキサイトしてしまいます。

今日はその日の私の気づきから『この混乱の先の未来とは?』について、お話してみたいと思います。

価値観を根底から変容していく瞬間に、今私たちは立っている。

私が先に体験した大きな価値観の変化のタイミングは、2011年。
3.11東日本大震災でした。

地震と津波が引き起こした未曾有の大災害に、
自分達はいかにちっぽけな生き物なのかを思い知らされました。

私がヒーリングの学びを深めたのも、
一度は絶筆した絵をもう一度描き始めたのも、
震災をきっかけに、自分がどう生きたいか見つめなおしたのがきっかけでした。

その時の私の価値観の変化について、以前ブログにこんな風に書いています↓

そしてそれから9年後の今、2020年。
新型コロナウイルスという、目に見えない小さな生物たちによって、私たちはまたしても”非日常”を生きることとなりました。

この9年間もその前も、私たちは平穏な毎日を過ごしていましたね。
安定と安全の中で見えなかったもののいくつかと、見えてはいたけれど後回しにしてきたいくつかが、この非日常に置かれた途端にくっきりとした輪郭線をもって見えてきたように思います。

3.11で起きた、津波による被害も、原子力発電所の事故も、計画停電も、
それはいつしか終わる期間限定の非日常でした。

私が今感じているのは、今回のコロナウィルスがきっかけの‘非日常’は
もしかしたらこの先も、長く続くものなのかもしれない…ということです。

これまでの‘日常’が‘非日常’になる世界で生きていく。

私たちの働き方、生き方、日常のありとあらゆるものに対して今、強制的に変えざるを得ない時期にきています。
その変化は、昨日まで白だったものが黒になるような、そんな大変容です。

これまでの日常は‘非日常’となり、非日常であったものが‘日常’となるのかもしれません。

こう書くと、なんだか怖いような気もしてきますが、日常/非日常という考え自体、ただ光をどちら側から当てたかなんです。

太陽が時間とともに影を移すように、今までと反対側に影が動いただけの事。
そこにはじめからあったのに、影になっていて観えていなかったものが見えてくるだけなのです。

例えば今行われている、テレワークや時差出勤のような働き方は今後もずっと続いていくものになるかもしれません。

この状況が長く続けば、私たちはこの状況でもやっていけるような工夫をはじめるでしょう。

そしてそれが浸透してしまえば、一つの場にみんなで集まり仕事や何かをする必要性がなくなっていくのかもしれません。

子供の頃観たドラえもんの映画のように、ビデオ通信で仕事をし、オーダーしたお店の味をおうちで味わうような近未来の世界が、いよいよ私たちの生きている今にやってくるようなイメージです。

通勤や通学、移動の時間がなくなれば、家族との時間が増えたり、仕事以外に熱量を注ぎたいものに打ち込んでいくのかもしれません。

きっと、この2020年は数10年後、数100年後に振り返ったとき『あの時を境に、私たちの生き方が大きく変わったんだよ』と子孫たちに語り継ぐような時期になると思います。

間違えて積み重ねてきたものを直したい。

同じように日常を根底からくつがえしてきたものは、過去には天災や戦争でもあったかもしれません。

今回はウイルスがそのお役目なんだなと思うと、なんとなく2020年っぽいですよね。
SF映画みたい!

戦争は悲しみしか産まないもの・二度と起こらないでほしいものだと私は強く思っていますが。
ではもしも先の戦争がなかったら、私たちが享受していたこの平穏な日々はありえたのでしょうか?

構図がいまいちなことに、うすうす気付きながらも描き進めてしまったデッサンを直そうとする時って。
一度ぜんぶ消して、もう一度正しく描き直す必要があります。

先人たちが戦争や天災によって破壊された世界を一から新たに作りなおしたように、今起きているこの世界の混乱は、なにかを根底から変えなければ…という意図のもと、人が作り上げてきた社会全体の描き直しのような現象が起きているのかもしれないと私は感じています。

本当の意図が分かるのは、きっと何年も先のことになるのかもしれません。

どんな世界にいても、大切なものはいつも同じ。

この先、起きることに対して、恐れや不安に巻き込まれていく人もいれば、
今できることに気付き、広い視野を持って冷静に一つ一つ対処していく人もいるでしょう。

外の世界がざわざわとうるさくても、自分の内側の世界ではどうありたいか、私たち自身が選ぶことができます。

一つ言えるのは。
‘自分にとって一番大切なもの’を知っている人はどんな世界にいても強いです。

あなたにとって、1番大切なものは何ですか?それにあなたは、もう気付いているでしょうか?

もし、これまでのあなたが、世間がいう‘しあわせ’を大事なものとして握りしめていたとしたら、
それはこのタイミングでひっくり返されるかもしれません。
この先、世界ががらりと変わってしまうから。

でも、ここで失うものはあなたが心の奥底では、
「本当は、これじゃないんだけど」と思いながら握っていたものですから、恐れることはありません。

あなたにとって本当に大切なものは、外の世界がどんなに大きく変わっても、変わらず持ち続けていけるもののはずです。

それが何か知っている人は、きっとこの先の世界でもブレずに進んでいけるでしょう。

いろんなことを書きました。
ちょっと怖いなと感じた方もいらっしゃるかもしれません。
怖くなく書こうとしたのですが、自分でも読み返したら怖かったです…笑

変化って誰でも怖いんですよね。

でも、私がこの変化についてちょっとワクワクして楽観していられるのは、私が生まれてからこれまでに起きた時代の変化はどれも「いい未来」に繋がっていたからです。

大変なことも悲しいことも、たくさん起きたのだけれど。
地球全体の歴史でみれば、どんどんこの世界はよい方向に変化していると感じています。

だから、未来を恐れずに生きて行きましょう。
明日もあなたと、あなたの大切な方が笑顔でありますように!

今だからこそ、叶えたい未来の姿を思い描きませんか?あなたの大切なものをパステルアートに描きます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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masami

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