ツキゾラノオト のいのうえあゆみ様と制作中の天使オラクルカード。
今月制作したオラクルカードの一つに、『言葉のもつエネルギー』というカードがあります。
主人公であるダンサーの少女に花束とファンレター？もしくはラブレター？が届くワンシーンです。
天使たちは手紙の内容が気になってしょうがない様子。
このカードのイラストを描きながら『言葉にする』ことが、今の私たちには大事なんじゃないかなと思ったのです。
察する文化が根付いた日本だけど、でもやっぱり今言葉が欲しいと思う。
私は勘が鋭い方なので、言葉にされなくても、相手が言いたいことが『たぶんこういう事だろう』と気づいたり。
自分が言いたいことも、『だいたい伝わっているだろう』と、期待しがちです。
でも、実は察することに慣れていない人もたくさんいるし、自分が’だろう’と思った内容と相手が受け取った内容が一致しているかって、確認してみないとわからないこと、なんですよね。
なぜかというと、人があるものごとや出来事を理解する時、「自分の経験に照らし合わせて」解釈することがあるから。
私たちの経験は一人一人、違っています。
おぎゃーと産まれ育った家も違えば、育った土地も違う。
受けた教育も違い、囲まれた家族や友人たちも違うのです。
置かれた環境が違うと、理解できる世界が変わります。
自分と違う環境にいる人のことは、想像するしかない。
コロナ禍の今は相手と会って話し、細かなコミュニケーションをとることが難しい時代です。
もちろんSNSで連絡をとることはできるし、ZOOMなどで話すこともできるでしょう。
でも、オンラインで話す内容と直接目の前にいて話す内容って、同じではないですよね。
だからこそ、今、言葉で想いを伝えるってとても大事。
考えていたことと同じだっていい。あなたの言葉は世界を癒す。
この絵を描いている時。
私は言葉がなくても、察することができるけど。
でもやっぱり、あなたの言葉で聞きたいな。
という気持ちが沸いてきました。
その言葉が、私が’だろう’と思っていたことと同じだっていいのです。
あなたの言葉を、私は目にしたいのです。
あなたの声で、私の耳に届けてほしいのです。
私がお届けしているアートは、必ずリーディングメッセージを手書きしたものを同封しています。
多くのお客様が、「自分が心の中で思っていたことが書かれていて泣けた」と、おっしゃいます。
これって不思議…じゃないですか？
自分ですでに知っていることなはずなのです。
もう分かっていた想いなのです。
でも、目の前にリーディングメッセージの言葉として書かれた時、
そしてセッションで私の口から想いが代弁されたとき。
多くの方は涙を流します。
外から「自分の言葉」が入ってきた瞬間、人は自分の想いが世界に発せられたことに気づき、深く癒されるのです。
ひとりで過ごす時間が増えましたが、自分の中だけで言葉が巡ってしまわないよう、
自分の想いを言葉で人に伝え、そして人からも言葉を受け取れる自分でいたいなと強く思います。
こんな時だからこそ、たまには家族や友人に手紙を書いてみるのもおすすめです。
手紙って受け取ると、ものすごく嬉しいですよ～！
私はポストを覗いて、予想外の手紙が入っていたとき、たぶん１年で１・２位を争うくらいテンションあがります。
そのくらい、言葉を貰うって嬉しいものなんです。
オーダーアートの９月ご予約を受付中です。
こちらもぜひご覧ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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masami
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