唄う瞑想「キールタン」のプライベートレッスンで神様の唄を唄って泣いた話

先月からキールタンのレッスンに通っています。
キールタンとは?聞いたことがない方も多いですよね。
ヨガをする方は、ご存知の方もいるかもしれません。

日本では「歌うヨガ」などと言われている
祈りの言葉をメロディにのせて歌う瞑想です。

歌詞はサンスクリット語で神様の名前を繰り返し唱えるようなものや、
祈りがそのまま歌詞になったようなものも。

数年前、ホットヨガLAVAでキールタンのワンデイレッスンを受けてから
習いたいなーとずっと思っていたのです。

習いたいと思った理由は、この祈りの言葉をひたすら繰り返し歌うことで、
明らかに自分の中がクリアになっていくのを感じたから。
歌う瞑想というだけあって、とても心が軽くなるのです。

言葉のチカラって本当に強くて、素晴らしくて。
以前この記事でも書きましたが、どんな言葉を自分自身が口にするか・聞かせるかが
心にもエネルギーにも、すごく大きく影響するんです。

 

キールタンに出会った当時は、日本で私が通える範囲に先生が見付からず、
もう何年もうずうずしながら待ちの状態だったのですが…

春になったらやたい気持ちが再熱し、Instagramで先生を見付け出して
先月からマンツーマンレッスンをお願いしています!

ただ歌っただけなのに、サラスヴァティのキールタンで涙が止まらない

Instagramで知った先生だったので、レッスンでお会いするまでどんな先生なんだろ~?
とドキドキしていました。
実際にお会いしてみたら、「この先生に直感でレッスンをお願いしてよかった!」と思えた、
優しくてやわらかなハートとお声の、大好きな先生です。

 

レッスン初回は芸事の神様サラスヴァスティ(弁財天)のキールタンで、
先生の声と自分の声が響きあう空間の、あまりの美しさに感動して、泣きました……!

 

そういえば2年前、弁財天を祭っていることで有名な奈良の
天河神社でお札を買ってアトリエに飾ったりしていたのですよね。

 

絵を描く前に、サラスヴァティのキールタンを歌ってみたりもしていました。
ずっと「絵を上達させたい」と思い続けてきたので、
いつのまにかサラスヴァティとご縁が繋がっていたのかな?なんて嬉しくなったりもしました!

 

「生きとしいけるすべてのものが、幸せでありますように」と唄う

3月に受けた2回目のレッスンでは、
「ロカ サマスタ スキノ バヴァンドゥ (生きとしいけるものすべてが幸せでありますように)」
と祈るキールタンでまたもやボロボロ泣きました。

 

本当に不思議なのですが、毎回ある歌になるともうもう感動で涙が止まらすで。
キールタンって不思議なんです。
理由もなく唄うだけで感動してしまい、
終わった後はヒーリングとおなじような効果を感じています。

 

この時唄いながら感じていたのは、3.11の震災から8年が経って。
もう自分の中では昔の事になっていたと思い込んでいた震災も、原発事故も。

「なぜあんな事が起こらなければならなかったのか?」
納得できていない自分がどこかにいました。

歌いながら、急に頭の中に浮かんできた海のイメージ。
海浜公園が好きで、何度も足を運んだ茨城の青い青い海を繰り返し思い出していました。

あの海の向こうに、福島原発があって。
あの日たくさんの人が亡くなった浜があって。
今も原発はたくさんの問題を抱えていて。
家に帰れない人たちもいる。

 

神さまがもしも本当にいるのなら、どうしてこんな悲しい事が起こったのだろうって
私はずっと分からずにいました。

ヒーリングをする時はいつも、どんな体験からも「学んだことがある」
という視点で起こったことを観ていきますが、
3.11はどうしても、「あの体験を通さずに、私たちは学べなかったんだろうか?」という想いがあったのです。

 

それは同時に、自分の人生に起きている、
いくつかの‘納得できない事’に対する不満にもつながっていて。
神さまに対する憤りが自分の中にずっとありました。

唄っているうちに、その答えが深いところからやってきて。
震災から8年経った今だからこそ、思い出せた傷が浮上してきました。

「神さまはひどい。神さまなんかもう信じない。」
そう失望していた自分が、このキルタンを唄う事で
世界のすべてともう一度繋がり直せたような深い感動がありました。

 

ヨガの先生は言っていた「幸せって、宇宙とつながることなんですよ。」

 

私がヨガを習い始めたころ。
通っていたホットヨガLAVAの先生が言っていた言葉で、
今も覚えている印象的なものがあって、

『幸せって宇宙とつながることなんですよ。』
先生はそう言っていました。

その時は、宇宙とつながるってどういうことなんだろう?
と、分かるような分からないような不思議な感じがして、
でもその言葉を、その後何年もずっと覚えていました。

宇宙とつながる、という事は…
自分とその他との境界線がなくなって、一つになること。
他の人との境界線も、空間との境界線も、自然や神さまや、
すべてのものと、自分が同じであることを感じられていることです。

この感覚を、キールタンをすると感じられるから
私は毎度感動して泣いてしまうのだなぁと思っています。

みなさんも機会があれば、ぜひキールタン唄ってみてください!
先生が出演するイベントも来月あります↓↓
◯Song to Nature*〜Heart Kirtan Gathering〜
堀田義樹× g u m i× y u k a @川崎市 溝の口

本日もお読みいただきありがとうございました。
明日もみなさまにとって、しあわせな一日でありますように。

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masami

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