「‵ふがいない自分’と生きる」ぽっかり空いた人生の穴をどう活かす?

先日『置かれた場所で咲きなさい』で有名な渡辺和子さんの本、
『ふがいない自分と生きる』を読みました。

薄い本でとても短い言葉たちなのに、
深く心に届く優しいメッセージがたくさんで、
何度も泣きながら読みました。

この本はNHKのドキュメンタリー番組でのインタビューを文字に起こしたものです。
内容は、渡辺さんのこれまでの人生となくなる直前まで教壇に立ち続けたという
大学での学長としての体験がメインです。

カトリックのシスターである渡辺和子さんは、
仏教(浄土真宗)の家庭に産まれ、29歳の時にシスターになりました。

お父様はあのニ・ニ・六事件で、
まだ5歳だった渡辺さんの目の前で射殺されました。

本にはちゃぶ台の影から、
大好きだったお父様が殺される瞬間を目撃したことも淡々と書かれています。

『そこに穴が空いているがゆえに、見えることがあるのです。』

渡辺和子さんの言葉はどれも心を打つものばかりなのですが、
私が読んで1番心に残ったのは「人生には穴があく事がある。」という一文です。

渡辺さんは50歳でうつ病を患った過去があり、
その体験について、
『そこに穴があいているがゆえに、見えることがあるのです。』
と語っています。

渡辺さんは、病気を‘いただいたもの’とおっしゃっていました。
何か理由があって、神様が自分にもたらしたものだ、と考えていたんです。

そこには「この世に無駄なものなんてない」という考えがあります。

病気だけではなく、長い人生の旅の中では、挫折したり誰かに裏切られたり、
誹謗中傷を受けるという体験もあるかもしれません。

いつもいつも、人生が順風満帆だったらいいのにと私も思いますが、
こういった人生の穴はなぜ私たちに用意されているのか?に
目を向けることを渡辺さんは教えてくれています。

穴が開いてしまったこと自体は変えられない。
でも、その人生の穴からどんな事に気づき、
学びとして今後の人生に活かすかは、自分次第だと私も思うのです。

穴が空いた意味を探すとき、私たちのヒントになるもの。

その穴の意味をどこに見出すかは、人それぞれ違う答えがあると思うのですが、
辛い体験の中にいる時はなかなか
『こうなって良かった』と意味を見出すのは難しいですよね。

後から思い出して、そういえばあの時があったから…
と気づくことが多いものです。

そんな時ヒントになるのが、同じような体験をした人たちの
体験記やブログです。

実は私も数年前に子宮の病気が見つかり、
その時はたくさんの情報交換の掲示板や
同じ病気を持つ人のブログに助けられました。

共感がこれほど人を力づけるものなのか!
と気づいたはじめての体験でもありました。

後日更新のブログで、私が体験した病気について、
そしてその時、そこから何を学んだか?私が見出した‘意味’について
書いてみたいと思います。

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本日もお読みいただきありがとうございました。
明日もしあわせな一日をお過ごしください。

masami

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