『ゆほびか11月号 』イラスト解説②故郷~うさぎおいしかのやま~

9月14日(土)発売の『ゆほびか』11月号に挿絵を描かせていただいています。

見本が届きましたので、さっそくSNSにアップしました!
パラパラっと動画でご紹介。
BGMに実際のCDを流しながら撮影してみました。

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9月14日(土)発売📚️ ゆほびか11月号の見本が届きました! 一足早く動画にてちらりとご紹介です👀 micoちゃんのパパ撮影、オーストラリアの星空写真は必見。私もバイロンベイでこの星を見て感動しました🌃 . ブログに制作裏話を書きました。ラフ数点掲載してます。 プロフィール @masami_nakagawa のリンクからご覧いただけます。 . 最後CDも写そうと思ったら、ゆったりした動きで尺が足りなくなってしまいました💦 このCDの効果?! . #イラストカット #ゆほびか #youtube #童謡 #親子 #家族 #夕暮れ #夕焼け #雑誌 #パステルアート #パステル画 #イラストレーター #手描きイラスト #オイルパステル #illustration #drawing #memory #family #motheranddaughter #sunset #art #artist

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昨日も掲載イラストの裏話をしたのですが、今日は第二弾で
『ふるさと』のイラストについて忘れないうちに書いておきます。

↓第一弾のブログはこちら

故郷(ふるさと)の作詞家は長野出身。舞台は信州?

『故郷(ふるさと)』 作詞‎: ‎高野辰之 作曲‎: ‎岡野貞一

兎追いしかの山
小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき故郷

如何にいます 父母
恙なしや 友がき
雨に風につけても
思いいずる故郷

こころざしをはたして
いつの日にか帰らん
山はあおき故郷
水は清き故郷


ふるさとの作詞をした高野辰之さんは長野県生まれの国文学士。
『朧月夜』や『春が来た』などの有名な曲をいくつも作っています。

この山の景色を描く時に、私はなんとなく長野っぽい山がいいなぁ…
と思っていたのですが、調べてみたら本当に信州が舞台でした。

山の形は特定の山をモデルにしているわけではないのですが、
なんとなく、描く時の気持ちとして北海道の山と九州の山だと違う気がします。

信州の山は大きくて、ちょっと険しいところもあるんだけど
静かに季節を迎えて見送っているようなイメージ。

ラフの段階では、人物ありのバージョンも描いていました。
他のイラストにすべて人物がいるので、この1枚は人がいない絵にしました。

学生時代は風景画ばかり描いていたのですが、絵の仕事をはじめてからは
ほぼすべて人物ありだったので、久しぶりに風景画もいいなーと思いました。
また何かの機会に風景画を描きたいです。

うさぎ‘おいしい’かの山だと思っていた子供時代

歌詞にある『うさぎ追いし』は、田舎で冬の間にみられた
うさぎを狩る行事だったそうです。

子供の頃、『うさぎおいしいかのやま』と唄っていたのは私だけじゃないはず・笑
狩った後は、きっとおいしくいただいていたんじゃないかな…。

冬の行事ということで、冬山も考えていましたが
その後の『こぶな釣りし』にもつなげることを考えると、
川は凍ってない方がいいなーと思いまして
この本が出る頃と同じ、秋の紅葉が少しづつ始まってきた山の景色にしました。

秋の日差しは、昼間でもやわらかな金色。
記憶って断片的で、美しいシーンを切り貼りしてるイメージもあるので、
山をパッチワークみたいにしたいなーと思ってザクザクと塗りました。

うさぎや小鮒たちは色鉛筆で。
最近オイルパステル×色鉛筆にハマりまして、
細かい所はオイルパステルでは描けないので、組み合わせるとよい感じに。

『こころざしを果して いつの日か帰らん』と思っていたであろう祖父

私の祖父は東北の出身で、子供の頃に丁稚奉公に出されて職人をしていた人でした。
曾祖父が友人の借金の身元保証人となり、『家から駅まで自分の土地だけを歩いていけた』と語っていた
広大な土地をなくした一家は、長男だった祖父を丁稚奉公に出したのでした。

なぜきょうだいが何人もいたのに、長男だった祖父が奉公にだされたのか、詳しいことは分かりませんが。
頑固で責任感の強い祖父でしたから、きっと自分が行くことで弟や妹をかばったのかもしれません。

この祖父の想いが、『故郷』の歌詞にぴったりな気がして…
特に3番を聴くとせつなく悲しい気持ちになります。

祖父は私を特にかわいがってくれました。
私がちょっと何かをしようとすると、職人らしい細やかな教え方で『こうやると上手くできる』といつも教えてくれました。

私にはおぼろげな記憶しかありませんが、母や祖母の話を聴くと、
親戚や友人知人が尋ねてくると、どんなに自分がお金に困っていても
大盤振る舞いでお酒やごちそうでもてなし、金銭的援助をしていたそうです。

一方で、家族の前では身体を壊すほどアルコールを呑み、酔って暴れることもありました。

祖父は寂しかったのだと思います。
まだ少年だった祖父がたった一人で、他人の家で住み込みながら仕事を覚えるのは
きっと大変な苦労だったのではないかと想像します。

幼い祖父の心の中に、この歌の詞のように
いつも故郷の美しい景色があったことと思います。

この故郷の歌を聴くと、せつなく懐かしい気持ちになるのは
きっと私たちの誰しもの先祖が、こういった大変な苦労をして
命をつなできた過去があるからだと思います。

この歌を歌うと、今私をここに存在させてくれている
忍耐強く、たくましい先祖たちの記憶がよみがえってくるような気がします。

ちょうど、本が出るのがお彼岸の前で。
先祖に想いを馳せるのにすごくいい時期。

感謝の気持ちとともに、きっと私たちにDNA的に備わっている
‘忍耐力’‘精神力’‘生命力’などなど…の日本人の素晴らしい質を、
思い出していくきっかけになるといいなと思っています。

 

「ゆほびか11月号」の発売は9月14日(土)です。
全国のコンビニ・書店・スーパーなどでも購入できますので
ぜひお手に取ってご覧ください。
よろしくお願いいたします。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。
明日もしあわせな一日をお過ごしください♪

masami

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